現代のライフスタイルにフィットする製品を生み出す気鋭の高級家電メーカー「バルミューダ」。彼らがキッチン分野に進出したことで、発表前から話題をさらった製品が「バルミューダ ザ・トースター」です。独自のスチームテクノロジーと温度制御により、おいしくパンを焼き上げるこのトースターは今年6月に発売され、食卓のパンの味を一変させました。2015年グッドデザイン賞の金賞にも輝き、デザイン面でも高い評価を受けています。製品に関する詳細は、Pen Onlineのアーカイブ記事、『「バルミューダ」からキッチン製品が登場。毎朝食べるパンがどう変わる!?』をご覧ください。
このたび、トースターの使い方を提案するイベント、「BALMUDA ザ★リベイクナイト」が11月12日に開催されました。ベーカリーで買ってきた美味しいパンを家で温め直し、焼きたてに近いおいしさを生み出そうとするものです 。協賛したベーカリーは、パン好きに名が知られた東京の有名店4軒。代々木上原と幡ヶ谷の間にある住宅地の行列店「カタネベーカリー」、民家をリニューアルして5月に移転オープンした「パーラー江古田」、クリエイター好みの三宿で体に優しいパンを生み出す「シニフィアン・シニフィエ」、2013年に代々木八幡にオープンした新スタイルの「365日」。
各々から3品ずつ提供された個性溢れるパンがリベイク(=温め直し)され、参加者に振る舞われました。焦げ付きなく芯まで浸透した温まり具合は、絶妙な温度制御の成せる技です。スチームにより表面はパリッと、中はもっちりとした質感に。リベイクはとくに、リュスティックらのハード系パンと相性が良いようです。香りが立ち上がり、食感も味もコントラストが際立ちます。焼き菓子のようなブリオッシュも、まさに絶品!シャクッと噛むと、口の中に温かいバターと小麦の風味が広がります。
バルミューダのウェブサイトでは、今回提供されたパンとベーカリーの紹介を始め、オリジナルレシピや様々なコンテンツが用意されています。そちらもチェックして、購入のご参考になさってみては?(写真・文 高橋一史)