毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?国内外のアーティストが思い思いの作品を展示、販売し、勢いのあるアートを体感できるTOKYO DESIGN WEEK 2015が今月24日から始まりました。
その中でも特に目を引くのは、TOYO TIRESが企業メッセージ「そのタイヤに、驚きはあるか。」を発信するブース「TIRE + ART」。
これまでも実在する動物から架空の生物まで、さまざまなモチーフを私たちにとって身近なタイヤという素材で表現してきた韓国人アーティスト、ジ・ヨンホさん。今回のイベントでは、TOYO TIRESの古タイヤを用いて新たに制作したライオンの彫刻を日本で初めて公開します。細く切り取られたタイヤをより合わせ、筋肉の盛り上がりまでしっかりと表現されたライオンは躍動感にあふれ、いまにも飛びかかってきそうです。捨てられてしまうタイヤが生きているかのような作品へと生まれ変わる、そんな作品は力強く私たちをひきつけます。
あわせて日本を代表するCGアーティスト、MIRAY DESIGNの三上宏幸さんによるインタラクティブ映像と、ジャズアーティストとして、海外からも高い評価を受ける西原健一郎さんのオリジナルミュージックも公開。二人の演出で小さなコンテナ内が壮大なアート空間へと変わり、会場の空気を盛りあげます。
ダイナミックな動きと力みなぎる筋肉、タイヤの重厚感としなやかさを活かしたリアルな表情は必見です。ほかでは見られないライオンの表情を是非お見逃しなく。(Pen編集部)
ABLE&PARTNERS TOKYO DESIGN WEEK 2015
開催期間:~11月3日(祝火)
会場:明治神宮外苑TOKYO DESIGN WEEK中央会場
新宿区霞ヶ丘町2-3 会場
時間:11時~21時(最終日20時)
制作の過程はこちらから
http://tokyodesignweek.jp/