日常的にワインを楽しむようになった現在でも、この手の催しはなかなかなかったのではないでしょうか。ワインについて、あらゆる角度から楽しみ学べる展覧会が、10月31日(土)から東京・上野の国立科学博物館で開催されます。
「ワイン展ーぶどうから生まれた奇跡ー」は、フランスやイタリア、スペインなど7カ国の大使館も後援する大規模なもの。3つにわかれたゾーンで、テーマ別にワインというお酒をひも解きます。
ゾーン1では、ワイナリーを再現した会場で、スクリーンでぶどう畑の1年の移り変わりを鑑賞したり、ぶどうを足で踏んで圧搾する昔ながらの製法を疑似体験したりと、ワインができるまでを追体験。
ゾーン2では、古代オリエントから地中海を渡り、シルクロードを伝って、世界中に広がったワインの壮大な歴史を、古い酒器などの貴重な資料を交えながら辿っていきます。
最後のゾーンでは、ワインの色と香りの秘密について。同じ「ワインレッド」といっても、ぶどうの品種によって、濃かったり、淡かったり、澄んでいたり、濁っていたり・・・とても多様な表情をもっています。香りも、花や柑橘、ベリーなどはそれ以上に多様。体験コーナーを設け、その違いや楽しみ方を学べます。
ここで知識を得れば、ワインの楽しみ方がぐっと広がるはずです。(Pen編集部)
「ワイン展ーぶどうから生まれた奇跡」
開催期間:2015年 10 月 31 日(土)~ 2016年 2月 21 日(日)
開館時間:9時〜17時まで(入館は閉館の30分前まで)
場所:国立科学博物館 東京都台区上野公園7-20
TEL:03-5777-8600
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、12 月 28 日(月)~ 1月 1日(金)
※ただし、 11 月 2日(月 )と1月4日(月)は開館。
観覧料: 一般・大学生¥ 1,500 、小・中・高校生¥ 500