美しい映像で、日本各地の魅力を世界に発信する「DINING OUT FILMS」をご存知ですか?

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    日本各地に残る美しい自然、それぞれの土地に宿る歴史や文化を、その地の豊かな食文化に光を当てながら“新たなストーリー”として発信していく「PROJECT DINING OUT(プロジェクト ダイニングアウト)」。

    料理人、クリエイター、アーティスト、そして地域の人々が手をとりあいコラボレートする、新しい地域振興のカタチであるこのプロジェクトは、新潟県佐渡ヶ島からはじまって沖縄県八重山諸島、徳島県祖谷、大分県竹田、静岡県日本平の計5カ所で、6回にわたって開催されてきました。回を追うごとに評価を高め、いまや多くの人の口に上るまでになりましたが、その「PROJECT DINING OUT」が新たに“映像”という世界の扉を開きました。

    「DINING OUT FILMS(ダイニング アウト フィルム)」と名付けられたこの取り組みは、これまでスポットライトを当ててきた“それぞれの地域ならではの魅力“を、一流の作家や最新の表現手法によって映像化していくものです。
    第一弾で取り上げたのは、2013年9月、新潟県佐渡市で開かれた「DININIG OUT SADO 2013」。東京赤坂の「TAKAZAWA」のオーナー・シェフ、高澤義明氏が料理を手がけた2日間限りのプレミアムな野外レストランです。これを映像化したのは、独自の世界観をもった映像で、数々のCMやMVを手掛けてきた渡邉直(nao watanabe)氏。高澤シェフの調理の様子や佐渡の風景、農業の営みを、スーパースローや逆回転などの手法を用いて表現し「CIRCULATION in SADO」というタイトルの作品として完成させたのです。

    6月に公開された第一弾に続いて、8月にはやはり渡邉直氏の手による第2弾が公開に。「Mysterious SADO」というタイトルのこの作品では、能や「佐渡おけさ」など佐渡の文化を捉えた美しい映像に、あえてギャップのあるHIP HOPのトラック(音楽)が合わせられ、ミステリアスで幻想的な「佐渡」が表現されました。

    これからも多彩な手法による美しく映像でそれぞれの地の魅力を世界に発信していくという「DINING OUT FILMS」。オリジナリティあふれるその展開に、ぜひ注目してみましょう。(Pen編集部)


    上:DINING OUT FILMS の第1弾映像。タイトルは「CIRCULATION in SADO」。髙澤義明シェフが生み出したメニュー「佐渡島黒豚玄米カルボナーラ~循環農法をお皿の上で~」のクリエイションに隠された秘密を紐解きます。


    上:「佐渡」ならではの不思議な魅力にフォーカスしたDINING OUT FILMS の第2弾。タイトルは「Mysterious SADO」。

    PROJECT DINING OUT www.diningout.jp