高度成長期を中心に歴史的な名作が生まれ、社会現象ともいえる人気を博した“スポ根”モノの漫画やアニメーション。たとえば、「あしたのジョー」では、矢吹丈のハングリーな生き様に胸を熱くし、「巨人の星」では、父親である星 一徹が果たせなかった“巨人軍の明星”になるという宿命を背負い、血の滲むような特訓に挑む飛雄馬の姿に心を奪われた。そんな思い出をおもちの方も多いのではないでしょうか。
こうした“スポ根”モノの傑作を多数制作し、日本のアニメーションを支え続けてきたトムス・エンタテインメント(旧東京ムービー)が、アニメ制作50周年を記念したイベントを開催することになりました。イベント名は、ずはり「スポコン展!」。会場となる松屋銀座のイベントスクエアには、原点となった『巨人の星』に加え、『アタックNO.1』、『エースをねらえ!』、『あしたのジョー』という4大作品の名場面のセル画や貴重な制作資料が集められ、一挙に公開されます。
会場構成とグラフィックを担当するのは、4作品の熱烈なファンでもあるアートディレクターの祖父江 慎さん。たとえば、『あしたのジョー』のコーナーでは、セル画や漫画の原画が多数展示されることに加えて、10台のスクリーンに白熱の激闘シーンを中心に映し出したり、「巨人の星」の場合は、大リーグボール養成ギブスにフォーカスした幼少時代の展示から、感涙シーンを集めた展示コーナーを用意するなど、エモーショナルな展示や構成に期待が集まっています。
ちなみに会場では、約300点に及ぶ各作品のオリジナルグッズも販売される予定とのこと。趣向を凝らした展示とレアなグッズを目の当たりにすれば、“スポ根”モノに熱中していた頃の熱い想いが蘇るかもしれません。(遠藤 匠)
こうした“スポ根”モノの傑作を多数制作し、日本のアニメーションを支え続けてきたトムス・エンタテインメント(旧東京ムービー)が、アニメ制作50周年を記念したイベントを開催することになりました。イベント名は、ずはり「スポコン展!」。会場となる松屋銀座のイベントスクエアには、原点となった『巨人の星』に加え、『アタックNO.1』、『エースをねらえ!』、『あしたのジョー』という4大作品の名場面のセル画や貴重な制作資料が集められ、一挙に公開されます。
会場構成とグラフィックを担当するのは、4作品の熱烈なファンでもあるアートディレクターの祖父江 慎さん。たとえば、『あしたのジョー』のコーナーでは、セル画や漫画の原画が多数展示されることに加えて、10台のスクリーンに白熱の激闘シーンを中心に映し出したり、「巨人の星」の場合は、大リーグボール養成ギブスにフォーカスした幼少時代の展示から、感涙シーンを集めた展示コーナーを用意するなど、エモーショナルな展示や構成に期待が集まっています。
ちなみに会場では、約300点に及ぶ各作品のオリジナルグッズも販売される予定とのこと。趣向を凝らした展示とレアなグッズを目の当たりにすれば、“スポ根”モノに熱中していた頃の熱い想いが蘇るかもしれません。(遠藤 匠)
「巨人の星」のコーナーでは、第1話を描いた絵コンテ、漫画の原画を含む貴重な資料約250点を展示。大リーグボール1号から3号までを映像で振り返りながら、その投球フォームにセル画で迫るマニアックな企画も。
「あしたのジョー」は、初公開となる梶原一騎先生の原稿を特別展示されることが話題。スクリーンでは、ホセ・メンドーサやハリマオとの激闘シーンが再現される。
『スポコン展』
8月26日(水)〜9月7日(月)
会場:松屋銀座8F イベントスクエア
東京都中央区銀座3-6-1
TEL:03-3567-1211
一般¥1,000、高大生¥700、中学生¥500、小学生¥300
開館時間:10時~20時
http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/