皆さん、「ウニ」と聞いて思い浮かぶのは、黒くてトゲトゲしたイガグリのような形ではないでしょうか？　そんなウニのイメージを覆す展覧会『自然の造形美展２　ウニのない人生なんて』が７月31（金）から９月５日（土）まで、place by （medhod）にて開催中です。

本展覧会は、京都を拠点に、「自然の造形美」を伝える活動を行うウサギノネドコによる「自然の造形美展」の第２弾。全世界から集めた100種類近くの希少で美しいウニの魅力に迫ります。アクリル不封入、立体スキャン、３Dプリントなどの技術によって美しいウニの姿が引き出された展示は目を引くものばかりです。

見たことのない、赤、ピンク、白などカラフルな色彩のものから、繊細な模様と造形のウニは、まるでアクセサリーのよう。実際に足を運んだ人からは、いままで知らなかったウニの魅力を発見できた！　という声が聞かれたりと、ウニの神秘的な世界に引き込まれる人も多数。自然が生み出したその神秘的な造形に、酔いしれてみませんか？(阿部博子）

上段写真：色使いや模様で、また別のものに見えてきます。