「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ2015」が日本で初開催されました。Pen も注目する日本人パイロット室屋義秀氏は、17日(日)に行われた決勝レースの「ラウンド・オブ・14」をトップタイムで突破しましたが、次の「ラウンド・オブ・8」で無念の敗退。高い飛行技術と優勝を狙えるスピードを示しながら、惜しくも8位という結果になりました。
地元・日本で初開催となるレースを年間ランキング6位という位置で迎えた室屋氏は、これまでよりもパワフルな最新の機体「Edge540 V3」を投入、成績上位の強豪たちにひけを取らないマシンとあって、ファンの期待を集めていました。しかし投入直後とあってセッティング面での手探りが続いているようで、16日(土)の予選レースも9位で終えていました。
6万人の観衆を集め、晴天にも恵まれた決勝レースでは、緒戦となる「ラウンド・オブ14」で50.779秒という参加選手中のベストタイムをマーク。対戦相手であるチェコのマルティン・ソンカを破ります。
続いて行われた「ラウンド・オブ・8」で対戦したのは、今季の第1戦で優勝し、その飛行スタイルに室屋も敬意を表すイギリスのポール・ボノム。先にスタートした室屋はふたたび好タイムをマークしますが、レース中の最大Gが安全のためのリミットである10Gを越えてしまう違反を犯し、DNF(Did Not Finish=失格)に。幕張の海岸をうめた多くのファンのため息の中、無念の敗退となってしまいます。
8位という結果は少し残念ではありますが、強豪揃いのレースでしっかりと存在感を示した室屋。今後にますます期待するとともに、その健闘に大きな拍手を送りましょう!(Pen Online)
地元・日本で初開催となるレースを年間ランキング6位という位置で迎えた室屋氏は、これまでよりもパワフルな最新の機体「Edge540 V3」を投入、成績上位の強豪たちにひけを取らないマシンとあって、ファンの期待を集めていました。しかし投入直後とあってセッティング面での手探りが続いているようで、16日(土)の予選レースも9位で終えていました。
6万人の観衆を集め、晴天にも恵まれた決勝レースでは、緒戦となる「ラウンド・オブ14」で50.779秒という参加選手中のベストタイムをマーク。対戦相手であるチェコのマルティン・ソンカを破ります。
続いて行われた「ラウンド・オブ・8」で対戦したのは、今季の第1戦で優勝し、その飛行スタイルに室屋も敬意を表すイギリスのポール・ボノム。先にスタートした室屋はふたたび好タイムをマークしますが、レース中の最大Gが安全のためのリミットである10Gを越えてしまう違反を犯し、DNF(Did Not Finish=失格)に。幕張の海岸をうめた多くのファンのため息の中、無念の敗退となってしまいます。
8位という結果は少し残念ではありますが、強豪揃いのレースでしっかりと存在感を示した室屋。今後にますます期待するとともに、その健闘に大きな拍手を送りましょう!(Pen Online)
photo ©Andreas Langreiter / Red Bull Content Pool