シャネルの腕時計「J12」が登場したのは2000年のことでした。ハイテク セラミックのケースとブレスレットを用いた画期的な同モデルは、世界的な大ヒットを続け、シャネルの腕時計の名を一気に高めました。その後クロノグラフやトゥールビヨンなどのモデルも世に送りだしています。素材ではブラックやホワイトのセラミックに続き、11年にはセラミックにチタンを添加した第3の色「クロマティック」をラインアップ。今年は、ブラックとホワイトに並ぶシャネルのコードカラーを表現したブラウン系の「18Kベージュゴールド」が加わりました。
そしてこの11月に発売されたのが「J12-G.10」です。18Kホワイトゴールドのケースにバゲットカットのダイヤモンド78個(4.95カラット)、ベゼルに同じくバゲットカットのダイヤモンドを48個(5カラット)など、計16.1カラットのダイヤモンドをあしらった超ゴージャスな腕時計なのです。しかし着目すべきはこのモデルに装備された「J12」の表情が一変する、ミリタリーテイストのアリゲーターストラップです。フェミニンなフォルムにミリタリーというマスキュリンな感覚を取り入れた、“永遠の美を追求する”シャネルならではのアヴァンギャルドな腕時計が誕生しました。(Pen編集部)
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