ちょっと“おかしな”ワンダーランド、ティム・バートンの世界が六本木にやってくる!

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    無題(『オイスターボーイの憂鬱な死』) 1982-1984年頃 25.4 x 22.9 cm ペン・インク・マーカー・色鉛筆・紙

    2009年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で約80万人を動員し、MoMA史上第3位の入場者数を記録したティム・バートン展。その後世界7都市を巡り、今年3月にはチェコで『ティム・バートンの世界』としてさらにパワーアップ、今回2カ国目として日本での開催が決定しました。

    スケッチやデッサンをはじめ、写真やキャラクター模型など充実の内容で、鬼才ティム・バートンの頭の中身をじっくり楽しめます。ニューヨークのティム・バートン展では未公開だった作品150点を新たに加え、約500点が登場するというから見逃せません。

    展示は、「テーマ」「モチーフ」「プロジェクト」ごとに構築され、ティム・バートンのアートとしての活動をじっくりと掘り下げて展開。『アリス・イン・ワンダーランド』の赤の女王や、『マーズ・アタック』、『シザーハンズ』、『ビッグフィッシュ』など、キャストのキャラクターの構想画も、映画を思い出しながら楽しめます。また、「書斎」と題したセクションでは、ティム・バートンが、映画完成の際に特別発注して出版した限定本も展示。バートンは常に、キャストやクルーたちにこの本をプレゼントしているそうで、撮影現場の空気が伝わってくるレアな本となっています。アーティストとしてのティム・バートンのめくるめく世界が広がる展覧会。どんなグッズが揃うのか、そちらも個人的に楽しみです。(Pen編集部)

    無題(『シザーハンズ』) 1990年 27.9 x 22.9 cm ペン・インク・色鉛筆・紙

    ブルーガールとワイン 1997年頃 71.1 x 55.9 cm 油彩・キャンバス

    『ティム・バートンの世界』
    11月1日~2015年1月4日(日)

    森アーツセンターギャラリー
    東京都港区六本木6-10-1
    六本木ヒルズ森タワー 52F

    開館時間:11時~22時(月~金) 
    11時~23時(土、日、祝)
    無休
    料金:一般¥1,800
    www.tim-burton.jp