来年3月に開館20周年を迎える東京都現代美術館(MOT)。これを記念した特別企画第2弾『コンタクツ』が開催中です。
この展覧会は、阪神淡路大震災、オウム真理教事件など大事件が続いた1995年の開館当時を回顧した特別企画第1弾に続き、今回は世代や活動領域、手法の異なる作家や作品を組み合わせた意欲的な展示内容になっています。
たとえば日本画では昭和を代表する画家・東山魁夷の名作『森のささやき』が、零戦のプラモデルを微細に接写した数多の写真を貼りあわせ、実物大の戦闘機をつくり上げた作品などで知られる現代美術家の中ハシ克シゲや、「日本画とは何か?」を問い続ける三瀬夏之介と邂逅。昨年惜しくも世を去ったイギリスの彫刻家アンソニー・カロの『シー・チェンジ』は現代写真家の安斎重男の撮影により紹介されています。
MOTのコレクションは絵画や彫刻などオーソドックスな作品からジャンルを超えた造形表現までさまざま。今回はこれまで紹介されることの少なかった貴重な作品も展示されるので要注目です。さらに千葉正也、関根直子などMOTが近年積極的に収集している若手作家の作品も一気に紹介されるとのこと。
MOTの20周年を記念する、美と美のコンタクト。現代美術ファンならずとも必見です。
この展覧会は、阪神淡路大震災、オウム真理教事件など大事件が続いた1995年の開館当時を回顧した特別企画第1弾に続き、今回は世代や活動領域、手法の異なる作家や作品を組み合わせた意欲的な展示内容になっています。
たとえば日本画では昭和を代表する画家・東山魁夷の名作『森のささやき』が、零戦のプラモデルを微細に接写した数多の写真を貼りあわせ、実物大の戦闘機をつくり上げた作品などで知られる現代美術家の中ハシ克シゲや、「日本画とは何か?」を問い続ける三瀬夏之介と邂逅。昨年惜しくも世を去ったイギリスの彫刻家アンソニー・カロの『シー・チェンジ』は現代写真家の安斎重男の撮影により紹介されています。
MOTのコレクションは絵画や彫刻などオーソドックスな作品からジャンルを超えた造形表現までさまざま。今回はこれまで紹介されることの少なかった貴重な作品も展示されるので要注目です。さらに千葉正也、関根直子などMOTが近年積極的に収集している若手作家の作品も一気に紹介されるとのこと。
MOTの20周年を記念する、美と美のコンタクト。現代美術ファンならずとも必見です。
開館20周年記念 MOTコレクション特別企画
『コンタクツ』
9月27日(土)~2015年1月4日(日)
東京都現代美術館 常設展示室 1階、3階
東京都江東区三好4-1-1
開館時間:10時~18時(入場は閉館の30分前まで)
休:月(10月13日、11月3日、11月24日は開館)、10月14日、11月4日、11月25日
年末年始休館 12月28日~2015年1月1日
料金:一般¥500 大学生¥400 65歳以上・高校生¥250 中学生以下無料