日本を代表する写真家として1960年代から活躍する森山大道。近年ではニューヨーク、パリ、ロンドンなど海外でも大規模な展覧会が開催され、世界各地で写真集が出版されるなど、国際的な評価も高まっています。
中野坂上の東京工芸大学写大ギャラリーで9月22日(月)から行われる『森山大道 写真展「アクシデント」』では、森山が1969年に写真雑誌『アサヒカメラ』で1年間12回にわたって連載した「アクシデント」のモノクロ作品50点を一挙に展示します。
写大ギャラリーは「にっぽん劇場写真帖」や「写真よさようなら」など、1960年代から1970年代に制作された森山の初期の代表的作品の貴重なヴィンテージ・プリント約一千点を所蔵。今回の展示作品も森山が撮影した当時に制作されたプリントを所蔵品の中から公開するものです。
「アクシデント」シリーズは、事件や事故など社会的でタイムリーな題材を扱いつつ、テレビ画面やポスターの複写といった手法が大胆に取り入れられており、写真の時代性や複製性を問う、森山初期の重要なシリーズとして近年特に高く評価されています。今回の展示には『アサヒカメラ』に掲載された作品の他に、未掲載カットやトリミング違いなどの作品も多数含まれていて、当時の森山の挑戦的な試みの全貌を伺い知ることができる展覧会となりそうです。熱烈な森山大道ファンには見逃せません!(Pen編集部)
中野坂上の東京工芸大学写大ギャラリーで9月22日(月)から行われる『森山大道 写真展「アクシデント」』では、森山が1969年に写真雑誌『アサヒカメラ』で1年間12回にわたって連載した「アクシデント」のモノクロ作品50点を一挙に展示します。
写大ギャラリーは「にっぽん劇場写真帖」や「写真よさようなら」など、1960年代から1970年代に制作された森山の初期の代表的作品の貴重なヴィンテージ・プリント約一千点を所蔵。今回の展示作品も森山が撮影した当時に制作されたプリントを所蔵品の中から公開するものです。
「アクシデント」シリーズは、事件や事故など社会的でタイムリーな題材を扱いつつ、テレビ画面やポスターの複写といった手法が大胆に取り入れられており、写真の時代性や複製性を問う、森山初期の重要なシリーズとして近年特に高く評価されています。今回の展示には『アサヒカメラ』に掲載された作品の他に、未掲載カットやトリミング違いなどの作品も多数含まれていて、当時の森山の挑戦的な試みの全貌を伺い知ることができる展覧会となりそうです。熱烈な森山大道ファンには見逃せません!(Pen編集部)
-写大ギャラリー所蔵ヴィンテージ・プリントによる-
森山大道 写真展 「アクシデント」
9月22日(月)~10月26日(日)
写大ギャラリー (東京工芸大学・中野キャンパス内)
東京都中野区本町2-4-7 芸術情報館2F
TEL:(03)3372-1321(代表)
開館時間:10時~20時
会期中無休・入場無料