巨匠デヴィッド・リンチ監督の新作版画・写真展、6月25日からヒカリエで。

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    『I go to my House』 デヴィッド・リンチ 2012年 リトグラフ 63 × 93 cm

    映画『ブルーベルベット』や『エレファントマン』、『ワイルド・アット・ハート』などで知られ、1989年~1991年TVシリーズ『ツイン・ピークス』が世界中でヒットを記録した映画監督、デヴィッド・リンチの新作版画・写真展が、渋谷ヒカリエの8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで開かれます。今回の個展は2012年以来2回目の個展で、リンチの工房にある版画の機械と裸婦をモチーフに撮影した写真シリーズ「NUDE - ATELIER IDEM 2012」と、2012年以降のリトグラフ版画を中心とした近作が展示されます。
    リンチは若いときから、映画だけでなく、絵画や写真、アニメーションや立体作品など、さまざまな方法で独自の表現活動を続けています。1989年にはアメリカの現代美術を扱う有名なレオ・キャステリ画廊で個展。2007年にパリのカルティエ現代美術財団で開かれた大回顧展『The Air is on Fire』は大成功を収めました。日本では1991年に東京の東高現代美術館、近年では2012年にラフォーレミュージアム原宿で個展を行っています。
    また、リンチは7月~10月にかけて東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで行なわれる、「イメージメーカ―」6人の作品を集めた企画展『イメージメーカー展』にも作品を出展します。こちらも合わせて、カルト映画の巨匠がつくるアートを堪能しましょう。(Pen編集部)

    写真作品は今回が初めての展示となる。『Women and Machines』 デヴィッド・リンチ 2012年 インクジェットプリント シート48 × 68 cm/イメージ40 × 60 cm

    『Please go away from here』 デヴィッド・リンチ 2014年 木版画 50 × 50 cm
    <FONT size="1">courtesy item editions © David Lynch</FONT> <BR>

    デヴィッド・リンチ展
    6月25日(水)~7月14日(月)

    8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
    東京都渋谷区渋谷2-21-1 ヒカリエ8階
    開館時間 :11時~20時
    入場無料
    無休
    www.hikarie8.com/artgallery


    イメージメーカー展
    7月4日(金)~ 10月5日(日)

    21_21 DESIGH SIGHT
    東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内
    TEL:03-3475-2121
    開館時間 :11時~20時(入館は閉館の30分前まで)
    休館日:火(9月23日は開館)
    入場料:一般¥1,000
    www.2121designsight.jp