ムーミンの原画が、約200点集結! 日本で最大規模の展覧会を松屋銀座で開催。

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    『ムーミン谷への不思議なたび』挿絵 1976年

    2014年は、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの生誕から100年の年。松屋銀座では日本初公開約150点を含む200点に及ぶオリジナル原画や関連作品を展示する展覧会が、4月16日より開催されています。
    フィンランドのタンペレ市立美術館やムーミン谷博物館が所蔵する挿絵原画やスケッチ、習作のほか、立像、ジオラマ、映像を展示。ムーミンやミイ、スナフキンらおなじみのキャラクターたちが、一堂に会しています。
    ムーミンのストーリーは、自然界で起こるさまざまな出来事と共生がテーマ。トーベ・ヤンソンが暮らしたフィンランドの厳しくも豊かな自然のなかで、彼女が体験したり見たりしたものがモチーフになっています。会場では、「ムーミン谷の四季」「ムーミン谷の風景」「ふしぎな生きものたち」「自然のちから」のテーマ別に作品を展示し、厳しい自然のなかでどのように生きていくかなど、ただかわいいだけでない奥深いムーミンの世界が味わえる内容となっています。北欧特有の温かみのあるタッチで描かれた作品には、アート作品としての価値の高さもうかがえます。
    ムーミンショップでは、原画モチーフのステーショナリーやテーブルウエア、雑貨などのムーミングッズも充実。こちらも見逃せません。(Pen編集部)

    『ムーミン谷の冬』表紙絵 習作 1956~1957年

    『ムーミン谷の冬』スケッチ 1957年

    MOOMIN! ムーミン展
    4月16日(水)~5月6日(振・火)

    松屋銀座8階イベントスクエア
    東京都中央区銀座3-6-1
    TEL:03-3567-1211
    開場時間:10時~20時(最終日17:00閉場、入場は閉場の30分前まで)
    一般¥1,000