上の写真の左の女性は、アメリカ人ソーシャライツのオリビア・パレルモ。そして、右の男性がアフリカ遊牧民マサイ族の一部族のリーダー、ウィリアム・キカナエです。この二人がタッグを組んで生まれたシューズが、スペインのカジュアルシューズブランド「ピコノリス」（PIKONOLIS）の2014年春夏「マサイ・コレクション」。この商品の販売をメインとするポップアップストアが、都内の２箇所で開催されます。そしてその場になんと、来日するウィリアムが民族衣装を着て立つことが決定しました！ 「コミュニケーション会」と称した時間帯で、来場者が直接彼と話をしたり、一緒に写真を撮れるのです！

優れた履き心地のコンフォートシューズでもあるピコリノスは自社工場で革を染め、環境に配慮した生産体制を整え、社会貢献活動に熱心なことでも知られています。マサイ・コレクションは、マサイ族の女性の自立を支援するために「寄付」ではなく「コラボレート」する活動として2008年にスタートした「マサイ・プロジェクト」の一貫です。第4回目となる今回はアンバサダーにオリビアを迎え、ファッション性の高いデザインが完成。マサイ族の女性がビーズ刺繍したパーツで仕立てたレディスサンダルが、日本初となるポップアップストアに並びます。残念ながら同コレクションにメンズはありませんが、春夏の通常商品の中でこのイベントで販売されるものがあります。日常ではまず接する機会がない民族のリーダーに会いに行くだけでも、足を運ぶ価値大いにアリです！(Pen編集部)