伝説的な女性写真家、リリアン バスマンの個展がシャネル・ネクサス・ホールで始まります。

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    アメリカの女性ファッション誌の草分け、『ハーパーズ バザー』誌で活躍した写真家、リリアン バスマンの写真展『Signature of Elegance リリアン バスマンの仕事』が、シャネル・ネクサス・ホールで3月13日から開催されます。
    戦後世代の伝説的なファッション写真家で、ニューヨークのブルックリン生まれのリリアンは、1948年に『ハーパーズ バザー』誌で写真家としてのキャリアをスタート。同誌が大成功を収めた時代の最大の貢献者のひとりとなり、その後20年間で当時の一流モデルたちを使って、洗練された女性の内面を捕らえた一連の作品を完成させました。
    1970年代にはファッション写真から離れ、より個人的な表現形態を取るようになりますが、96年に79歳でファッション写真界に戻ると、その功績が国際的にも支持されるようになりました。2004年にファッション写真の分野での優れた業績で、国際写真賞のルーシー・アワードを受賞。その後、12年に94歳で逝去しています。
    この展覧会では、その生涯の長きにわたり写真を撮り続けたリリアンの膨大な作品の中から、厳選された代表作を日本で初めて紹介。彼女の情熱、アートに対する愛情が凝縮された写真展をご覧ください。
    なおこの展覧会は会期終了後、KYOTOGRAPHIE 国際写真フェスティバルの公式展覧会として、4月19日~5月11日の期間、龍谷大学大宮学舎本館(京都市下京区)に巡回します。(Pen編集部)

    『Signature of Elegance リリアン バスマンの仕事』
    3月13日(木)~4月10日(木)

    東京都中央区銀座3‐5‐3 シャネル銀座ビルディング4F
    開館時間12時~20時
    入場無料・無休
    シャネル銀座ウェブサイト
    www.chanel-ginza.com

    KYOTOGRAPHIE公式サイト
    http://www.kyotographie.jp/