“架空のセレクトショップ”、クラフト・エヴィング商會の“おかしな”展覧会がやってくる!

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    『肺に咲く睡蓮の標本』

    「クラフト・エヴィング商會」を知っていますか? 2009年に映画化された小説『つむじ風食堂の夜』の著者でもある吉田篤弘さんと、その妻・吉田浩美さんのおふたりによるユニットです。趣向を凝らした様々な著作を発表する一方で、デザイナーとしておよそ1000冊を超える書籍・雑誌等の装丁を手掛け、世間を魅了し続けているのも彼らの特徴。
    クラフト・エヴィング商會は、“架空のセレクトショップ”として“商品”を世に送り出しているため、その世界観はどこか摩訶不思議。ファンタジーのベールをかぶっているような異次元感と、触れると心地よい体温が感じられそうなあたたかさがあるのです。
    今回の展覧会はインスタレーション的な展示で、展示室の空間全体がクラフト・エヴィング商會の作品といえるような内容に。クラフト・エヴィング商會のお店(もちろん”架空”です)も登場し、夢かうつつか?といったファンタジックな世界が広がりそう。さらには、岸本佐知子さん、小川洋子さん、三浦しをんさんら豪華ゲストを招いてのトークショーもあるというから、こちらもぜひ参加したい。彼らの初の大規模な個展、見逃したら絶対損しますよ!(Pen編集部)

    『アゾット国通行手形』

    『ムーン・シャイナー』

    『シガレット・ムーヴィー』

    『星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会』

    1月25日~3月30日
    世田谷文学館2階展示室
    東京都世田谷区南烏山1-10-10
    TEL:03-5374-9111
    開館時間:10時~18時(入館は閉館30分前まで)
    休館日:月曜日(祝日の時はその翌日)
    料金:一般¥700
    www.setabun.or.jp