「タリスカーストーム」を語らう、「サロン・ド・シマジ」のイベントが開催されました。

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    参加したお客さんに、タリスカーストームをサーブする島地さん(左)。まるでテーブルを囲むようなアットホームが雰囲気で行われた。

    「わたしは、日本でもっともタリスカーを飲んでいる男です」と自負するのは、Penで「サロン・ド・シマジ~バーカウンターは人生の勉強机である~」を連載中の作家・島地勝彦さん。大のシングルモルト好きで知られていますが、中でもタリスカーは、毎回、食前・食中・食後に飲んでいるほど大好きなのです。そんな島地さんが、タリスカーの新商品「タリスカーストーム」の発売に合わせて、スコットランド・スカイ島にあるタリスカー蒸留所の現地取材に赴きました。そのリポートは、現在発売中(11/15号)のPenに掲載されていますが、今回は、去る11月2日、3日の2日間にわたり、伊勢丹新宿店メンズ館の「サロン・ド・シマジ」にて、「タリスカーストーム」の魅力を知るトークイベントも行われたのです。
    登場したのは、島地さんと、タリスカーを知り尽くしたMHD シングルモルト・ブランドアンバサダーのロバート・ストックウェルさん(通称:ボブ)。現地で取材してきた島地さんは、「スカイ島は、いつも濃い霧に包まれていて晴れているほうが珍しい──」や、「強烈なストームが去ったあとには、タラが海岸に打ち上げられている──」などリアルなお話を披露。タリスカー蒸留所での勤務経験もあるボブさんは、「タリスカーストームはノンエイジ。さまざまな年代のタリスカーをバッティングしていますが、これは若いモルトと古いモルトがお互いの魅力を引き出すためなのです」と専門家の視点で説明してくれました。そんな雰囲気の中でテイスティングした「タリスカーストーム」のテイストに、参加したみなさんもスカイ島の厳しい自然を見たことでしょう。
    余談ですが、トークイベントの中では、ボブさんによる“ツウっぽく見せるテイスティング講座”も行われました。ちょっとだけお伝えすると……、

    【其の一】
    モルトの色をチェックする時は、テイスティンググラスを光にかざし、反時計回りに45度傾けるべし。顔はその逆方向に45度傾けるとプロっぽく見えるものなり!

    【其の二】
    ノージング(香りのチェック)は、肘を中心にグラスと顔を近づけるべし。これを、ゆっくり3回。決して急いで飲むべからず。

    まだまだコツはありますが、詳しくは伊勢丹新宿店メンズ館8階にある「サロン・ド・シマジ」で、島地さんに訊いてみましょう。島地さんは、毎週土日の13時~閉店までバーマンをやっています。(Pen編集部)

    島地さん(左)とボブさんのリアルなお話にすっかり聞き入る参加したみなさん。

    今年10月に発売された「タリスカーストーム」。スカイ島の厳しい自然を連想させる強烈な潮の風味が特徴。アルコール度数45.8度。¥5,565

    タリスカーストームに関する問い合わせ先/MHD モエ ヘネシー ディアジオ TEL:03-5217-9735 www.talisker.jp