COPENHAGENコペンハーゲン
石炭運搬用だった、「巨大クレーン」がプレミアム仕様のホテルに
コペンハーゲンの中心部から北へクルマで約10分の位置にある、旧港湾工業地区のノーハウン。再開発によって住宅やカフェ、レストランが次々とオープンし活気づいている地区だ。
ここで異彩を放つのが、1室だけのホテル「ザ・クレーン」(1泊1室9000デンマーク・クローネ~)。1930年代以来、石炭、モルト麦などを船着場から鉄道車両へ運搬したクレーンをアップサイクルしてホテルにした。「ノーハウンの歴史を次世代に伝えたかった」と、開発会社のクラウス・カストベアは語る。外観はそのまま、内装は旬のデンマークデザインで統一。テラスとラウンジ、スパ、ガラス張りのミーティングルームも備えた豪華仕様。最高の眺望を体験をしたい人にうってつけだ。