SINGAPOREシンガポール
古代神殿をコンセプトにした、“水に浮かぶアップルストア”がついにオープン
直前まで詳細が公表されず、話題をさらっていたシンガポールで3店舗目のアップルストアがついにオープンした。驚くのはそのロケーション。なんと、マリーナベイの水上に浮かんでいるのだ。ガラス張りで球体の建築も斬新で、ひと目見ようと連日多くの人が訪れている。
アップル本社の新社屋も手がけるフォスター・アンド・パートナーズによる建築のコンセプトは、ローマにある古代神殿のパンテオン。何枚ものガラスをつなぎ合わせたドームの頂上部からは日光が差し込み、日の入り具合によって中の様子が変わる。また、夜になると建物内部の光が透けて見えて幻想的だ。
アップル社とシンガポールとの歴史は長く、1981年に「Apple II」の部品製造の拠点として進出。87年には自社工場を建設した。従業員のための交流エリアやジム、ルーフガーデンが併設された、当時としては画期的な設計の工場だったという。長年にわたって育まれてきたアップル文化が、世界初の水上ストアとして結実したようだ。
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Apple Marina Bay Sands
Apple Marina Bay Sands
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