「お疲れ様」から始まる会話も楽しい、
私のいちばんのコミュニケーション場。

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    24土屋アンナモデル/歌手/女優

    「お疲れ様」から始まる会話も楽しい、
    私のいちばんのコミュニケーション場。

    各界で活躍する方々に、それぞれのオンとオフ、よい時間の過ごし方などについて聞く連載「MY Relax Time」。第24回は、ミュージシャン、ファッションモデル、女優としてマルチな活動を続け、7月23日に開設したYouTubeチャンネルも大きな話題となっている土屋アンナさんです。

    写真:殿村誠士 構成:和田達彦

    土屋アンナ(つちやあんな)●1984年、東京都生まれ。98年にモデルとしてデビュー。2002年にロックバンド「Spin Aqua」のボーカルとしてミュージシャンとしても活動開始、05年にソロデビュー、国内外のフェスに出演。04年に映画『下妻物語』に出演し、日本アカデミー賞優秀新人賞、ブルーリボン賞新人賞を初めとする8部門を受賞。14年には『S -最後の警官-』(TBS)で地上波ドラマ初出演。

    幼い頃から歌うことが大好きで、歌に救われてきたと感じています。自分と違う人間を演じる女優という仕事は、自分の中にある引き出しから必要なものを取り出して表現することで、作品をつくりあげていく。それに対して、音楽はよりストレートに自分が出る。どっちの仕事も好きなんですが、音楽、とくにライブは声として表現したものに、その場でお客さんが反応してくれるので嘘がない。自分が直接的に伝わるところがいいですね。いまは新型コロナの影響でライブができないので、代わりに先日始めたYouTubeに歌をアップしました。いまできるいちばんシンプルな表現にしようと思ったので、伴奏なしのアカペラで好きな曲をカバーしました。自宅で全力で歌っているので、収録中は近所の人をビックリさせてしまったかもしれないですね(笑)

    私にとって最大のリラックス法は海に行くこと。波の音は音楽と似ているし、水の中にいる時間も好き。ただ、いまは気軽に旅行ができないので、都内のフリーダイビングのスクールに頻繁に通っています。日常では、私は起きてから寝るまでずっとオン。やれることは何でもやりたくなる性格なので、予定をいっぱいに詰め込んじゃう。家にいる時も家事のために動き回っているし、時間があるとひたすら筋トレしています。表現の練習も兼ねてクラシックバレエもやっていますが、とにかくカラダを動かすことが好きなんですよ。ハードであるほど無心になれるのでいい。芸能の道に進まなかったら、アスリートを目指していたかも。コロナ以前からそんな感じなので、私自身の生活はあまり変わりはないのですが、子どもたちが外へ遊びに行けなくてストレスが溜まっているので、それをどうするかのほうが悩みですね。

    そんな感じで1日みっちり動いてしまうので、合間に吸うたばこはちょうどよい気分転換になります。喫煙所の空気感が好きなんですよ。人それぞれいろいろ背負っているものがあるけれど、みんなあの空間にいる間の数分は無心になる。「おつかれさまです」ってお互い軽く挨拶して、そこから始まるラフな会話もいい。いちばんのコミュニケーション場だと思います。ライブの時は、始まる直前にメンバー全員でたばこを吸って、火を消してステージに出て行くのがルーティンになっています。人間は地球に生かされている存在だから、吸い殻で地面を汚すのはルール違反。だから決められた場所で吸うように心がけています。

    問い合わせ先/JT

    www.jti.co.jp