Vol.6 時間の使い方について
こんにちは、別所哲也です。
朝6時から9時までラジオ「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」のナビゲーターをつとめる僕は朝食がわりに、コーヒーを一杯口にするのが日課です。朝の数時間は脳のゴールデンタイムなどと言われますが、目覚めのコーヒーをきっかけにしてその日の仕事のアクセルを全開に踏み込んでいきます。
ラジオが終わった後はマネージャーの運転で六本木通りを走り次の現場に向かうことが多いのですが、「今日は何を食べようかな」と思いを巡らすのは一日の楽しみのひとつ。パワーをつけたいときには、オフィスの近くの中華料理屋さんの酸辣湯麺を頂きます。とろみのついたスープ、椎茸、筍、豚肉、人参、ネギの細切りにかき玉子が入っています。暑くなってくるとこれからの季節は酸味がいいですね。
僕は考え方として仕事もプライベートもONの状態であると常々言っているのですが、ランチが唯一のブレイクタイムかもしれません。「休む時は休む! ご飯は美味しく楽しく頂く!」当たり前のことではありますが、ONとOFFの切り替えこそが時間の使い方、ひいてはあらゆるジャンルにおけるプロフェッショナルな人間になるための第一歩だと思います。
さて、忙しいビジネスマンたちの息抜きやサプリメントとしてもショートフィルムはぴったりです。作品の解釈を観る者に委ねる作品も多く、物語では描かれていない部分やシーンの続きを想像したりするなど、頭の体操になることが多いからです。今回紹介する『最後のディナー』は、とあるレストランで繰り広げられる男女の会話劇。いったい何が本当なのか・・・色々な想像力を掻き立てられる作品です。
今回リコメンドするショートフィルムをチェック!
『最後のディナー』
作品時間:7分 制作国:ドイツ
監督:David Gesselbauder
彼がレストランにやってきた姿に唖然とする彼女。体は傷だらけ、そして手にかけられた手錠。果たして彼が説明したその理由とは?