料理や酒、盆栽、ファッションなど、さまざまなジャンルのクリエイターが集結した座談会。おいしいビールと趣向を凝らした料理とのペアリングで、後半はホームパーティのような展開に。メンバーそれぞれのビールとの付き合い方にも、“イノベーション”が起こったようです。
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【前編】から引き続き、色とりどりの料理が並ぶ食卓を囲むのは、料理家のYOSHIROさんにフリーアナウンサーの近藤淳子さん、景色盆栽家の小林健二さん、ファッションスタイリストの小林伸崇さん。
個性的なベルジャンホワイトビールに合わせ、YOSHIROさんが提案する料理のおかげで、あっという間に4人の距離が近付いていきます。気の置けない仲間が集うホームパーティのような雰囲気の中、それぞれの仕事の話からテーマはいつしか「普段のビールとの付き合い方」に……。ビールを片手にクリエイターたちが語り合う座談会、【後編】のスタートです。
料理とのペアリングで、ビールの可能性がもっと広がる。
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「最初に開いた料理教室は、『ビールで乾杯!』から始まるスタイルでした」と話す料理家のYOSHIROさんをはじめ、座談会の参加者は誰もがビール好き。実は今回のメンバーには、そんな共通点もありました。とはいえ「最初の1杯はビールですが、その後の料理と合わせるならワインや日本酒になりますね」と、皆さん口を揃えます。
「ビールで乾杯というのが当たり前になりすぎて、その先の新しい発見がなくなっていたのかもしれません。ぜひ今回の料理とのペアリングで、皆さんがもつビールのイメージを覆してください」
そう話すYOSHIROさんが提案する3品の料理が、新たに食卓を飾ります。もちろんそれぞれのメンバーの手には、ベルジャンホワイトビールが。いつもとは違う特別な組み合わせで、ビールと料理のペアリングの可能性はどのように広がっていくのでしょうか。
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「気取らずに飲めるのがビールのいいところです。どんどん食べて飲んで楽しんでください」
そんなYOSHIROさんの言葉を合図に、皆それぞれに料理を取り分けていきます。フリーアナウンサーの近藤淳子さんは、「これはすごい! ビールを飲んで料理を食べると、香りや味わいがさらに豊かになりますね」と驚いた様子です。
「『生ハムとレッドキドニーのパテ』には、ビールと色味を合わせて白味噌を。『ハーブ衣のサーモンカツレツ』のソースには、あえて旨味の強いドライトマトや、優しい甘さを引き出すハチミツを使っています。香りや味のインパクトよりも、素材本来の自然なおいしさが味わえるビールなので、料理もそれに合わせて楽しめるようにしました」と、YOSHIROさんが解説します。
なかでもメンバーが大絶賛したのが、「タコのフジッリ アボカドとパクチーのジェノベ風」です。本来はバジルを用いるジェノベソースに、今回はパクチーをチョイスしました。
「このビールには、パクチーの種であるコリアンダーシードが配合されていますが、言われなければわかりませんよね。同じように、この料理にもパクチーを使っていますが、それほど主張は強くありません。なにも知らずに食べても、ほのかな風味がいつの間にか同調して、ビールと料理双方をおいしくしてくれる。それこそがペアリングの醍醐味だと思います」
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「会食では、いつもビールは最初の1杯だけ。ビールは喉越しを楽しむものだと思っていました」
そう語る近藤さんは、このビールと料理のペアリングを、「驚きと発見の連続」と表現してくれました。
「日本酒やワイン以外にも、こんなにいい食中酒があったなんて。前菜や魚介の料理だけでなく、肉料理とも相性がいいのには驚きました。小麦とオレンジに由来する優しい甘さや少しスパイシーな風味が、料理と合わせることで同調したり刺激し合ったり……。これならずっとビールを飲み続けていたくなりますね」と、またビールをひと口。
「日本酒のように酒器や温度を変えてみたり、和食のフルコースで合わせてみるのもいいかも。最近ではクラフトビールが話題ですが、他にもいろいろなビールを試してみたくなります」
フリーアナウンサーとしてはもちろん、唎酒師やJSA(ジャパン・サケ・アソシエーション)が主催するサケ・エキスパート講師としても活動する近藤さん。そんな彼女のビールに対する興味の扉は、このビールと料理のペアリングによって大きく開かれたようです。
新しい発想と“ひと手間”が、未知なる味わいの扉を開く。
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モダンでスタイリッシュな“景色盆栽”を通じて、新たなボタニカルライフを提案している小林健二さん。休日の相棒に選ぶのは、やはり特別感のあるビールなのだそうです。
「だからベルギービール、なかでもホワイトビールはよく飲みますね」と話しますが、ビールを本格的に料理と合わせるという発想はなかったそうです。
「甘味や酸味だけではなく、スパイス的な部分もあるから、いろいろな料理に合わせて楽しめる。僕は日本酒やワインをベトナム料理に合わせたりするのですが、ホワイトビールも合いそうですね」
このように話す小林さんも、今回のビールと料理のペアリングにはさまざまな発見があったようです。
「先入観にとらわれない発想や、ひと手間をかけることで得られる満足感は、盆栽も料理もビールも同じ。新鮮な驚きがある上、きちんと考え手間をかけてつくられた料理とビールだからこそ、僕たちもこれだけ満足できるのでしょう」
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「ファッションに携わる人は、自分のスタイルがあってちょっと変わったものが好き。個性的なベルギービールをまだ知らない人でも、一度飲めばきっと好きになるでしょうね」
このように語るファッションスタイリストの小林伸崇さんは、「ビールを飲めば料理を食べたくなり、そして食べればまた飲みたくなる……。無限ループにハマりましたね(笑)」と、今回のペアリングを独特の表現で絶賛します。普段からこのビールを飲んでいたものの、オレンジピールやコリアンダーの風味はあまり意識したことがなかったそうです。
「料理と合わせたり、レシピを解説してもらったりすると、いつも飲んでいたはずのビールがまた違った味わいに感じられました。僕はパクチーが大好きなので、『なるほどパクチーにも合うんだ!』とか。食べて飲むほどに新しい発見があるので、最後には『そもそもなぜ、ビールにオレンジピールやコリアンダーを入れようと思ったのか?』という疑問が出てきました(笑)。その歴史を知ると面白いし、今回のペアリングもそうですが、なによりも自由な発想というのがいいですね」
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1445年にベルギーの小さな村で誕生し、いまや世界中の人々に愛される「ヒューガルデン」。この伝統的でありながら新しいビールと“口福”な料理とのペアリングは、現代のクリエイターの舌と知的好奇心を存分に満たしてくれたようです。
伝統的な製法と原料の小麦に由来する優しい口当たり、そしてオレンジピールやコリアンダーシードが織り成すフルーティでスパイシーなフレーバー。いつものビールをそんな特別なビールに変えて、ひと手間を加えた料理を合わせるだけで、人生がもっと豊かになります。そんな暮らしの中の“イノベーション”を、皆さんも体験してみませんか。
ヒューガルデン ホワイト
容量/容器:330mℓ瓶、330mℓ缶
アルコール分:4.9%
原材料:麦芽、ホップ、小麦、糖類、コリアンダーシード、オレンジピール
酒税法上の区分:発泡酒
価格:330mℓ瓶¥323(税込)、330mℓ缶¥300(税込)
問い合わせ先/アンハイザー・ブッシュ・インベブ ジャパン
TEL:0570-093-920
https://hoegaarden.jp