大塚家具がオリジナルで開発するレザーソファのブランド「L/S(エルエス)」。2005年の登場以来、「ゆったりとくつろぎ、心地よい時を過ごせる癒しの空間」をコンセプトに生まれた幅広いモデルで高い人気を集めています。今回はニューモデル3型を紹介するとともに、インテリアスタイリストの窪川勝哉さんがその魅力を語ります。
2005年の登場以来、幅広いラインアップと高いコストパフォーマンス、優れたデザイン性で人気を集めるソファブランドが「L/S(エルエス)」です。これはインテリアショップの大塚家具がオリジナルで開発するレザーソファのブランド。多様化するライフスタイルに合わせたデザイン性や機能性を備え、上質なくつろぎの時間を届けたいという思いが込められたソファです。
今回、このソファの魅力をひも解いていくのがインテリアスタイリストの窪川勝哉さん。まずその魅力を端的に「スタンダードであること」と言います。
「ソファですから、まず長く使えることが大切です。スタンダードなデザインと中身のよさ。座り心地にこだわっていることは一度座っていただくとよくわかります。そして誰もが自分の好みを見つけられるバリエーションの幅広さも他にない魅力でしょう。選ぶ楽しさをもつ、スタンダードなソファなんです」
さまざまなモデルから今回は3つのモデルを通じて、その魅力に迫っていきましょう。
タイムレスな魅力をもつカウチソファ、L/S STYLISH-52
L/S-STYLISHは、スタイリッシュでモダンなスタイルで洗練されたリビングを演出するラインです。窪川さんは、最もL/Sの世界観を表しているモデルがL/S STYLISH-52ではないかと言います。
「普遍的で流行に左右されることのない、長く使い続けることのできるモデルですね。表現が適切かは悩むところですが、このクオリティでこの価格……コストパフォーマンスが抜群です(笑)。上質で定番のデザインを選べば、あとは小物の組み合わせで時代に合わせて長く楽しめます」
今回は定番だからこそ白を選び、照明やサイドテーブル、ラグやクッションまで色を同じ白を基調にスタイリングをしてくれました。けれどテーブルにはトレンドを意識した大理石調の天板をもつモデルを。素材感をもつ小物と合わせ、白という色にグラデーションを与えています。ソファがスタンダードだからこそ、ラグやクッションはもっと気軽にと窪川さん。その時々に合わせて、色や素材を取り込むことでトレンドを気楽に楽しむことを勧めたいと窪川さんは言います。
リクライニングで心地よさを追求する、L/S RELAX-49
L/S RELAXは心地よいくつろぎの時間を生むリクライニング機能をはじめ、優れた快適性を備えたラインです。その最大の特長はやはり高性能な電動のリクライニングシートでしょう。スイッチひとつでなめらかかつ静かに動き、自分好みの角度に背もたれやフットレストを調整してくれます。
「リクライニングというと野暮ったく、昔の応接間といったイメージを抱きがちですが(笑)、このモデルはモダンなデザインでそれをまったく感じさせません。USBの充電もできるなど、細部まで現代らしくアップデートされています」
また「このグリーンはまさに深みがあって魅力的な色ですね」と窪川さんは続けます。ここ数年、インテリアの世界ではパステルトーンの色合いがトレンドでしたが、深みのある色に再び視線が集まってきているといいます。
「グリーンというと他の家具との色合わせが難しいと思われそうですが、たとえば植物などと気軽に合わせてみてはどうでしょう。こうした深みのある色に似合うのが同じくトレンドになっているゴールドの小物。品よく、大人の空間をつくることもできそうです」
コンパクトながら身体をしっかりと包み込む、LS-FIT-47
L/S-FITはコンパクトなサイズながらも高いクオリティと快適性を備えたライン。なかでもL/S FIT-47は丸みを帯びたラインやカーブを描く脚などでクラシックな印象をもちつつ、細部まで現代的にデザインされたソファです。マンションなどにもよく似合いそうなコンパクトさですが、張りのある背面でしっかりと身体を受け止めてリラックスできるのが特長です。
「スクエアなデザインのソファに対して、直角をもたないソファは空間のアクセントとして活躍します。というのも、部屋の中には角のある家具や家電が多いため、丸みをもったやわらかなソファは空間に動きや表情をもたせることができるんです。こうしたデザインのソファには丸いラグなどオーガニックのフォルムをもった小物を組み合わせて、その表情をより強めてもいいかもしれません」
そのフォルムを支える脚部はナチュラルとダークブラウンの2色から選ぶことができます。
「すっきりとテーパードした脚のため、濃色のダークブラウンでそのラインをしっかりと引き立てても、薄い色合いのナチュラルで軽やかな印象を与えても、どちらでも引き立つのではないでしょうか。個人的には濃色の脚を組み合わせて、ソファの重心を下に見せるのもいいかなと思っています。建材でも床材はいま、グレーがかった色が人気を集めています。スモーキーな色合いの空間には、茶とグレーの中間色であるトープはよく似合います」
L/S 公式サイト https://www.idc-otsuka.jp/item/close_up/ls/
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