多くのスコッチファンに愛される「バランタイン」に新たな顔が登場。その名にふさわしく激しい炎が生み出した「ハードファイヤード」は、バニラのように香り立ちます。
1853年。ジョージ・バランタインがさまざまなウイスキー原酒を重ね合わせるブレンデッド・スコッチのレシピを磨き、次第に評判を高めていったことから「バランタイン」の歴史は始まります。1895年に王室御用達の称号を授与されたのち、1937年には〝ザ・スコッチ〞と称される「バランタイン17年」が誕生。この代表的なスコッチをはじめ数々の名酒を生み出してきたバランタインは、いまやブレンデッド・スコッチの雄として世界中で広く愛されています。
そして2017年秋。革新的なスコッチ「バランタイン ハードファイヤード」が、そのラインアップに加わることとなりました。その名の通り、激しい炎によって生み出された傑作です。
甘い香りとクリーミーな味わいを生み出す、「ハードファイヤーリング製法」とは?
バランタイン ハードファイヤードで注目したいのは、今回新しく採用された「ハードファイヤーリング」と呼ばれる製法です。一度、ウイスキーの熟成に使用した樽を活性化させるために、樽の内部を再度熱処理する「リチャー」という方法があります。このハードファイヤーリング製法では、アルコール分が残った状態でリチャーを行うので、炎が激しく上がることになります。その激しい炎で樽内部が焙られることによって、生成される香味成分がさらに増幅され、バニラのような甘い香りが際立つ仕上がりとなるのです。
その味わいは、意外なほどスムースでクリーミー。口に含むと、まず蜂蜜や熟した赤リンゴ、洋ナシを思わせるフルーティーな甘みがいっぱいに広がります。そのあとには、樽を焙ることで生まれたかすかなスモーキーさが心地よく鼻に抜けていきます。ロックで飲めば、この特徴的な甘みが引き立てられます。また、ハイボールにすると炭酸の弾ける泡とともに香りが立ち上り、このスコッチがもつ個性をさらに強く感じられるはずです。
もしかしたら、スコッチにはオーセンティックで格式張ったイメージがあり、いままで手に取りにくいと思っていた人もいるかもしれません。しかし、このバランタイン ハードファイヤードは、ビビッドな赤と黒を基調にした、タフでいてスタイリッシュなボトルデザインが目を引くでしょう。
ハードに働いた一日が終わり、達成感に浸りながら自身と向き合うひとときに味わう、甘いバニラの香り。バランタイン ハードファイヤードは、タフな日常に深みを与えるにふさわしい、スコッチと言えるのです。
ハードファイヤードとともに味わいたい、バランタインの名酒の数々。
バランタイン ハードファイヤード
「ハードファイヤーリング」と呼ばれる製法を用いて内側を激しい炎で焦がした樽でフィニッシュすることで、バニラのような甘さ、かすかなスモーキーさを生み出しました。この革新的な工程を取りいれたスコッチは、バランタインの歴史を継承しつつも、これまでにないブレンデッドスコッチの魅力を提供します。
バランタイン 17年
1937年の発売以来、揺るぎない地位を誇るバランタイン17年は、スコットランド各地の厳選されたモルト原酒とグレーン原酒を数十種類以上ブレンドした、スコッチウイスキーの名門ブランドです。酒齢17年以上の長期熟成原酒が織りなす奥行きの深い気品ある香りと、繊細で複雑な味わいが、多くのウイスキーファンを魅了し続けています。
バランタイン ファイネスト(左)
スモーキー香や木香を強めて個性とするのではなく、どこまでも豊かでなめらかな風味を求めて数十種類におよぶモルト原酒をブレンドしたスタンダード・スコッチ。ライトでもヘヴィーでもなく、飲むほどに魅了される気品を備えています。
バランタイン 12年(右)
厳選された数十種類を超える原酒を最低12年以上熟成させた、上品でキレのある味わいの贅沢なスコッチ。蜂蜜やバニラを思わせる甘く華やかな香りから、フィニッシュはかすかに感じる潮の香りへと移ろいでいきます。
●問い合わせ先/サントリーお客様センター TEL:0120-139-310
www.ballantines.ne.jp ストップ!未成年飲酒・飲酒運転