俳優・西島秀俊が巡り合った、自分らしいスーツとは?

  • 写真、ムービー:SINISHA
  • スタイリング:TAKAFUMI KAWASAKI (MILD)
  • ヘア&メイク:亀田 雅(The VOICE) ムービー編集:bueno
  • コーディネート:坂本きよえ(STUDIO SAKAMOTO) 
Share:

「アルマーニ」のスーツを纏ってミラノに降り立った俳優・西島秀俊さん。自分のために仕立てられたスーツを着ることで改めて実感したことを、スペシャルインタビュー&ムービーでご紹介します。

2017年4月、ジョルジオ アルマーニの最高峰ラインである「メイド トゥ メジャー」の広告に突如登場した俳優・西島秀俊さん。テレビで見る印象からもスーツ姿が凛々しい西島さんですが、今回、自身の身体にフィットするスーツを仕立てたことで新たに気づいたこと、着続けてわかったことがたくさんあるといいます。今回、我々は西島さんとともに「ミラノの帝王」ジョルジオ・アルマーニを育んだ地に赴いて、男がスーツを仕立てるということが、いったいどういう意味をもつのかを考えました。

巨匠との共鳴で生まれた、「西島秀俊」を体現するスーツ

西島秀俊 ●俳優、1971年生まれ。東京都出身。92年、俳優としてデビューする。『居酒屋ゆうれい』で映画初出演。おもな出演作に『MOZU』『とと姉ちゃん』『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』など。公開待機作に『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』(2017年11月3日公開予定)、『散り椿』(2018年公開予定)がある。

精悍な顔立ちと繊細な演技で幅広い役柄をこなしながらも、ドラマ『MOZU』や『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』でのストイックな刑事役が印象に残る俳優・西島秀俊さん。ダークカラーのスーツに同系色のタイ、これは西島さんの代名詞的なスタイルですが、プライベートでもスーツをよく着用し、「着心地がよくて、きちんとしたスーツが好きですね」と話すスーツ愛好家です。

そんな西島さんがジョルジオ アルマーニの最高峰ラインである「メイド トゥ メジャー」の今年の広告キャラクターとして登場し、国内外から大きな注目を浴びました。ジョルジオ アルマーニラインでの日本人の起用は、初めてのことだったからです。

コレクション会場の周辺を散策する西島さん。西島さんが着こなすシンプルなスーツがその風景にマッチします。

服に着られるのではなく、着る人の個性が際立つ服を。

「私は服に着られるのではなく、その人の個性が際立つように服をつくってきました。西島秀俊さんは写真を拝見しただけで、その人となりがはっきりと見えました。彼の人格とスタイルの両方を高く称賛しております」

「ミラノの帝王」と呼ばれるジョルジオ・アルマーニは西島さんの印象を語り、着用するスリーピーススーツの陣頭指揮を執りました。

ジョルジオ・アルマーニは、ミラノ大学で医学を学んだ後、ファッションの世界に入った異色の人物。イタリアでバイヤー、老舗ブランドのデザイナーを務めた後、自身の名前を冠したブランドを設立したのが1975年のことです。80年代に彼が創造したのはソフトスーツ。繊細な素材づかいと「デコンストラクテッド=非構築」といわれるやわらかに仕立てたスーツで、それまでのテーラードスーツの常識を覆し、世界のメンズスーツを席巻しました。以降も、自身のブランドを象徴するアイテムとして、スーツのデザインや仕立てを進化させるだけでなく、「メイド トゥ メジャー」「メイド トゥ オーダー」というオーダーシステムで、世界中のアルマーニファンのパーソナルな要望にも応えて話題を集めてきました。

西島さんをイメージしてスーツを仕立てた巨匠ジョルジオ・アルマーニと対面。彼の存在感とエネルギーを感じました。

「今回スーツを仕立てていただいて、改めて自分の身体にフィットするスーツの気持ちよさを感じました。タイトなスーツは疲れるというイメージがありましたが、オーダーで仕立てたスーツは、背中や肩全体で着るスーツなので、まったく疲れないんです。しかも何カ月か着続けていると、もっともっと身体に馴染み、スーツの着心地がさらに増すことも知りました」

ジョルジオ アルマーニのオーダースーツの印象を西島さんは話します。今回はキャンペーンのモデルとして起用されるばかりでなく、ミラノに赴き、2018年春夏の最新コレクションをその目に収めました。ショーの準備段階から現場に入り、ジョルジオ・アルマーニと話す機会も得ましたが、その時の様子を話してくれました。

「生きる伝説のような人だということは知っていましたが、実際にお会いするとその存在感の大きさに圧倒されました。そして服をデザインするだけでなく、ショーの細部まですべてコントロールしていることを知り、オーラだけでなく、そのエネルギーは凄まじいものがあると感じました」

フロントローで2018年春夏のコレクションを見る西島さん。「いろいろな場面、生活に応じた服が揃っている」

西島さんは、スーツというものは相手に対して尊敬の念や、自分が真摯に向かっている姿勢を見せる服ではないかと話します。スーツは自分の相手に対する気持ちをカタチにしたものであり、スーツを着こなす時に「自分の魂を込める」とさえ表現。

「スーツを仕立てていく過程で、選んだものには、すべて僕の内面を表していますとジョルジオ・アルマーニは教えてくれました。オーダースーツでどういう色や素材、どういうデザインを選ぶかは、実はその人の内面をよく表しているということですね。だから着ている人の内面が表現されたスーツがその人にとって似合うスーツであり、その人にとっていいスーツなのだろうと実感することができました」

西島さんのスーツの好みは、デザインはシンプルで、色もダーク。美しいシルエットも重要だと思うが、全体の印象は華美にはしたくないと話します。そんな彼のために完成したスーツは嗜好に合致し、同時にブランドの神髄をも表現された見事な仕上がりでした。俳優・西島秀俊とジョルジオ アルマーニの「内面」が共鳴した瞬間に、逸品は出来上がるのです。

自分のためにつくられた服を纏って、イタリアの古都を歩く。

マットブラックがつくる、モダンな表情。

メイド トゥ オーダーで仕上げられたブラックスリーピーススーツ。ベーシックなノッチドラペル、そしてあえて艶感のないマットな表情があいまってモダンな印象。

ジャケット¥259,200、パンツ¥111,240、ベスト¥105,840(すべてオーダー価格)、シャツ、タイ、チーフ(すべて参考商品)、シューズ¥194,400/すべてジョルジオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパンTEL:03-6274-7070)

仕立てのよい服は、着る者の個性を引き出す。

メイド トゥ メジャーで仕立てられたチャコールグレーのスリーピーススーツ。素材はフランネルで上質かつ艶やかな仕上がりです。

スーツ(参考商品)、シャツ¥72,360、タイ(参考商品)、ベルト¥46,440、メイド トゥ メジャーのオーダー価格はスーツ¥375,840~、ジャケット¥270,000~、パンツ¥105,840~、ベスト¥105,840~/すべてジョルジオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニジャパンTEL:03-6274-7070)

成熟した大人に贈る、美しいシルエット

極上の素材感で、やわらかい表情をもつチェスターコート。あえてシックなダークトーンのレイヤードで、その美しいシルエットを堪能したい。

コート¥313,200、シャツ86,400、タートルネックのニット(参考商品)、パンツ111,240(オーダー価格/メイド トゥ オーダー)、ストール(参考商品)、ベルト¥46,440、シューズ¥194,400/すべてジョルジオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070)

自分にフィットするスーツを着ていますか?

時代を超えた輝き、まさに永遠のスーツ

身体を包み込むようなスーツ。自分仕様に仕立て、さらにフィット感をアップさせることで、着心地は極上のものに。

ジャケット¥259,200、パンツ¥111,240、ベスト¥105,840(すべてオーダー価格/メイド トゥ オーダー)、シャツ、タイ、チーフ(すべて参考商品)、シューズ¥194,400/すべてジョルジオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパンTEL:03-6274-7070)

繊細な素材でやわらかな仕立てを実現するには高い技術が不可欠。ジョルジオ アルマーニの服づくりへの魂が込められています。

今回の撮影で西島秀俊さんが着用したのは、「ジョルジオ アルマーニ」の数あるスーツのなかでも「メイド トゥ メジャー」と「メイド トゥ オーダー」で特別に仕立てられたもの。「メイド トゥ メジャー」は、同ブランドの最高峰に位置する本格的なオーダーシステムですが、今年6月からスタートした「メイド トゥ オーダー」は、革新的なオーダーシステムで、オーダー後、約1カ月で「あなたのためだけに仕立てられた」スーツが手に入ります。縫製はすべてイタリアで。海外で製作してこの速さとは、グローバルな時代を象徴するようなシステムだと断言できるでしょう。オーダースーツは高い、という印象が強いですが、価格は既製品のスーツの約10%アップ(素材によって価格は変動します)というプライス設定も驚異的です。


約1カ月でお手元に、という驚異のスピード

サイズと素材のバリエーションも豊富で、サイズはイタリアサイズで44から66までが用意され、着丈もショート、レギュラー、ロングと3種類から選択可能。素材選びはオーダー服の醍醐味といえますが、表地は「メイド トゥ オーダー」のために用意された267種類の高級生地の中から好みの色柄を選ぶことができます。このブランドが得意とする洗練されたネイビー生地はもちろんのこと、3シーズン着用可能なベーシックな生地、シーズン性、トレンド性の高い生地まで揃っているので、垂涎の「ジョルジオ アルマーニ」のスーツが自分仕様にカスタマイズできるのです。



3つのタイプから、好みのデザインを選べる

デザインは3タイプ。肩がスクエアで、コンフォートなフィットのクラシックタイプ。スリムフィットタイプは、肩パッドも薄く、モダン。デコンストラクテッドタイプのジャケットは、カーディガンのような着心地をもっています。オーダー価格は、セットアップスーツ¥333,720~、ジャケット¥237,600~、パンツ¥96,120~、コート¥378,000~、ベスト¥90,720~。



オーダー方法も実にシンプル。

自分にフィットするサイズのゲージサンプルを着用、シングルかダブルブレストかデザインを選び、後は267種類の表地と21種類の裏地から好みのものを選び、付属のボタンなどを選ぶだけで完了。細かな採寸もないので、スピーディにオーダーができる上に、そのデータは保存されるので、世界中のどのショップからでもオーダーができます。さらに、上下別々のサイズでのオーダーも可能、体格がいい方、逆にスリムな方でも自在にサイズを選び、仕立てることができる仕組みです。オーダー方法も実にシンプル。自分にフィットするサイズのゲージサンプルを着用、シングルかダブルブレストかデザインを選び、後は267種類の表地と21種類の裏地から好みのものを選び、付属のボタンなどを選ぶだけで完了。細かな採寸もないので、スピーディにオーダーができる上に、そのデータは保存されるので、世界中のどのショップからでもオーダーができます。さらに、上下別々のサイズでのオーダーも可能、体格がいい方、逆にスリムな方でも自在にサイズを選び、仕立てることができる仕組みです。

「メイド トゥ オーダー」で展開されているのは、スーツは2タイプ。それ以外にもジャケット、パンツ、コート、ベストから、フォーマルなタキシードなどバリエーションも豊富です。このシステムが加わることで、名品といわれる「ジョルジオ アルマーニ」のスーツが、より身近な存在となったことは間違いありません。

ミラノから来日するメジャーメントスペシャリストによるオーダーキャンペーン

今秋、特別な「メイド トゥ メジャー」が味わえる機会が到来。イタリアより熟練の技術をもつ職人が来日、生地の提案から採寸まで、細やかなアドバイスとともに最高の一着をご案内します。

イベントは完全予約制。以下の日程で、全国のジョルジオ アルマーニブティックを行脚します。

9/30、10/1 大阪店 TEL:06-4963-8411

10/2 福岡店 TEL:092-716-8833

10/4 西武池袋店 TEL:03-5949-2442

10/5 髙島屋日本橋店 TEL:03-3231-1840

10/6、10/8 銀座タワー TEL:03-6274-7001

10/7 横浜そごう店 TEL:045-444-3886

10/9 伊勢丹新宿メンズ TEL:03-3357-4561


予約はこちらから 
https://fofa.jp/arm/a.p/134/?&&utm_campaign=&utm_content=

メイド トゥ メジャースペシャルサイト
https://www.giorgioarmani-mtm.jp/