多くの偉人や文化人たちに愛されてきたスコッチウイスキー「オールドパー」は、現代を生きる男たちにも新たなかたちで喜びを与え続けています。たとえば、“上質な快適”を叶える「アルフレックス」のモダンな家具に身を包まれ、寛ぎの時間を過ごす男の部屋を覗いてみると……。
一日の終わり。自宅で過ごす、寛ぎの時間。その楽しみに目覚めたのは、最近のこと。使い心地が抜群で、品質にも徹底してこだわった「アルフレックス」の椅子やテーブル。それらを配した空間で、「オールドパー シルバー」のウイスキーソーダを飲むひと時。上質なモノに囲まれることで、心は安らぎ、明日への活力がみなぎっていく――。そんな男の、ある日のモノローグ。
上質な家具にしっくりと馴染む、正統派スコッチウイスキー
新たな家を手に入れて半年が経つ。少し勇気のいる決断ではあったが、正解だったと思う。仕事から帰り、眠りにつくまでの限られた自由な時間が、小さな喜びに変わったからだ。家具は「アルフレックス」のショールームでセレクトした。イタリアで生まれ、日本で進化したこのブランドには、以前から興味を覚えていた。気鋭のデザイナーを起用しつつ、機能性を重視する姿勢。つまり、使う人に寄り添うことで「上質な快適を届けたい」という理念に共感していたからだ。実際に手に入れ、使ってみると、その理念はしっかりと具現化されていることがわかる。空間に気品が加わるだけではない。たとえば日本人の身体にフィットする、座り心地のいい椅子。無垢の木特有の、優しい手触り。上質な家具に囲まれて、一日を締めくくる、寛ぎの時間を約束してくれる。
仕事で張り詰めた精神を、ゆるゆると解き放つ。そんな時間に欠かせないのが、お気に入りのウイスキーだ。初めて「オールドパー シルバー」に出合ったのは、ある華やかなパーティでのこと。ソーダ割りを口に含むと、飲み心地はとてもスムーズなのに、凛とした骨格が感じられる。いわゆるハイボールとは一線を画した味わいに、すっかり魅せられていた。ボトルのデザインも独創的だ。四角いのに、丸みを帯びた柔らかなフォルム。表面にはひび割れたような模様があり、どこか陶器を思わせる温かみがある。そのせいだろう、上質な家具とも親和性が高い。「アルフレックス」の逸品、無垢のウォールナットのデスクにも、しっくりと馴染んでいる。
先日、ウイスキーに詳しい知人から、面白い話を聞いた。「オールドパー」は日本との関わりが深いのだという。いわく、明治には日本にもたらされたといわれ、各界のリーダーや数々の文化人に愛されてきたこと。かの吉田茂が愛飲し、その嗜好を田中角栄が受け継いだこと、などなど。日本にもたらされたスコッチウイスキーの嚆矢とされるブランド。世界の一流品で身を固めていた、吉田茂が好んだ酒。正統派スコッチウイスキーと呼ばれるものは、世の中に数多ある。その中から、選ばれた存在であるということだ。
心安らぐ時間を演出する、名脇役たち。
古きよき時代のロンドンで生まれた「オールドパー」。そのDNAを受け継ぐ「オールドパー シルバー」のラベルにも、白い髭を蓄えたトーマス・パーの肖像が描かれている。「オールドパー」とは、彼の愛称。英国史上最長寿といわれた伝説の人物で、15世紀から17世紀にかけて152歳の生涯を全うしたのだとか。たぐいまれなる長寿と、培われてきた叡智。それをウイスキーの熟成と、優れたブレンド技術に重ねてみると、「オールドパー」がなぜ愛され続けてきたのかがわかる気がする。
ボトルのキャップを開け、グラスにウイスキーを注ぐ。トクトクトクという心地よい音が、オフの時間の始まりを教えてくれる。マドラーで氷を回すと、グラスから優しい香りが立ち上る。その香りを楽しみつつ、静かにソーダを注ぎ入れる。お気に入りの割合は、ウイスキー1に対し、ソーダ3。初めて「オールドパー シルバー」に出合ったパーティで学んだ、“極上のウイスキーソーダ”の黄金比だ。
冬の夜、暖かい部屋で飲む「オールドパー シルバー」のウイスキーソーダ。柑橘を思わせる爽やかな香りと炭酸の心地よい刺激は、シャンパンを飲む時と同じように華やいだ気分にさせてくれる。ソーダで割っても味と香りが損なわれないのは、「オールドパー」の骨格をしっかりと受け継いでいるからこそ。そういえば「アルフレックス」の椅子やテーブルを選んだのは、世代を超えて使える家具だから、という理由もあったことを思い出す。長く愛され、受け継がれゆく物たち――。素の自分に戻り、心安らぐひと時に、そんな名脇役は欠かせない。
「オールドパー シルバー」
¥3,240(希望小売価格)
問い合わせ先/MHD モエ ヘネシー ディアジオ ディアジオ マーケティング部