こ、これでも腕時計!? 革新的な複雑メカで知られるブランドによる「無用の用」を究めた“ゲームピース”とは?

やや横長の角形ケースにリューズも備えて、外観はいかにも腕時計ですが、ダイヤル部分は垂直の壁で仕切られたレトロな雰囲気の立体迷路。腕を前後左右に傾けることで小さなボールを誘導し、下部の穴に落とすゲームを楽しめます。時計好きなら「まさかそれだけ?」と見えないところに隠されたメカニズムを探ろうとするでしょうが、残念ながら表も裏もケースサイドもまさに「それだけ」。時間を知らせる機能は一切ありません。 では、なぜリューズがあるのでしょうか。これは下部の2つの穴に設定されたリフトに連動しており、ボールが左側の穴に落ちてゲームオーバーになったら、手前にグルグルと回します。するとボールは沈んでいき、...

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