好みの献立もお見通しの、会話上手なレンジ
ついに調理家電にも、人工知能(AI)が搭載される時代がやってきた。シャープから発売されたウォーターオーブン「ヘルシオ」の2016年モデルでは、音声で会話することで献立の相談ができるという新たな切り口が加わったのだ。 シャープの音声認識による会話ができる家電といえば、12年に発売されたロボット掃除機「ココロボ」に端を発する。この時には認識させるための言葉もごく限られたもので、決められた言葉から少しでも外れると認識せず、なんのやり取りもできないことがあったほどだから隔世の感がある。4年の歳月を経て、人工知能とIoTとが合体した「A IoT」により、ここまでたどり着いたのはとても喜ばしい。...
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