SUVの始祖「ジープ・ラングラー」、日本は世界で2番目に売れている国でした。
写真&文:サトータケシ
とある試算によると、世界的に見て、10万ドル(約1120万円)クラス以上の高級車の約6割をSUVが占めるそうです。ひと昔前では考えられないほどのSUVブームですが、ご存じの方も多いように、SUVの始祖は「ジープ」です。 第2次世界大戦でアメリカ軍におけるジープの活躍に刺激を受け、イギリスでは「ランドローバー」が、ドイツでは「メルセデス・ベンツ」Gクラス(通称ゲレンデヴァーゲン)が開発されたのです。こうして、悪路に強い四輪駆動車が各地で生まれ、それがSUVへと進化しました。 ジープというブランドは、自動車メーカーの合従連衡の影響をもろに受け、さまざまな企業の手に渡りました。ウィリス・...
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