茶人もうなる佐賀の工芸美、鍋島緞通と唐津焼が一同に会します!
佐賀を代表する伝統工芸、鍋島緞通と唐津焼のいまに触れる企画展「鍋島緞通と唐津焼展」が、東京・駒場公園に近いギャラリー櫟で開催中です。鍋島緞通は織元の吉島伸一さん、唐津焼は唐津市のギャラリー・一番館の坂本直樹さんお2人によるセレクトです。 緞通とは中国大陸から日本に伝来した、地糸にウール糸などを結びつけて密に織る敷物の1種です。そのうち鍋島藩に伝わった鍋島緞通は綿100%で織られるのが特徴で、あたたかくさらっとした肌触り。「伝統と向き合う創造」をテーマに企画展を開催するギャラリー櫟は、質の高い住空間がそのままギャラリーとして活かされているので、ソファの前や室内に展示された緞通に直接触れ...
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