スタルクを知らしめた、エスプリの利いた名作。

文:佐藤早苗 編集:山田泰巨

フィリップ・スタルクが1984年にパリの「カフェ・コスト」のインテリアデザインを手がけた際に生まれた、3本脚が特徴的な椅子「コステス」。翌年からドリアデで生産が始まり、スタルクの地位を確固たるものにした、まさに彼の出世作といえる名作椅子です。

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