モーリス・ラクロアのスケルトンは、モダンでスタイリッシュなオープンワークが魅力。

文:笠木恵司

高品質な時計を良心的な価格で提供してきたモーリス・ラクロアから、斬新でコンテンポラリーなデザインの「アイコン オートマティック スケルトン」が登場しました。モーリス・ラクロアは、この分野のパイオニアでもあり、1993年には同社初の「カリプソ・スケルトン」を発表。パーツの肉抜きなどのオープンワーク技術が今年で25周年を迎えたことになります。 今回の新作は、ムーブメントを構成する5つの同心円がタイムピース全体を横断するグラフィカルなデザイン。1時位置の香箱から8時位置のテンプに向けて弧を描いて広がるブリッジは、ブラックのDLCコーティングが施されており、くぼんだセンター部分はサンドブラス...

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