老舗の逸品がリデザイン。ユニセックスな佇まいの京都・祇園のつばき油に注目。

文:木藪 愛

江戸時代・慶応元(1865)年に創業。「女性の美」をテーマに芸舞妓の髪飾りや、ヘアケア・スキンケアアイテムなどを多数手掛けてきた京都・祇園の「かづら清老舗」が、主力商品である「つげ櫛とつばき油」の新パッケージを発売した。 「つばき油」は、九州・五島列島の自社工場で栽培したヤブツバキの実を昔ながらの製法で搾油した天然のコスメ。主成分は、人の皮脂成分に最も近い天然保湿成分のオレイン酸で、髪や頭皮、顔、肌など全身に使うことができ、男性も取り入れやすいアイテムだ。 つばきをモチーフとた真っ赤なパッケージを、現代のライフスタイルに馴染むようグレートーンに。男女関わらず手に取りやすく、モードな...

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