超人ハルクなトルクの愉楽!? 新型X5で、走る喜びも“マトリックス”に。

BMWの新型X5で日帰りの奈良出張、さらには紅葉が綺麗に色づく飛騨山脈南端の乗鞍岳にキャンプに行ってきた。その距離ざっと1500km強。結論から言うと、3Lの直列6気筒ディーゼルはより強力かつスムーズになり、さらに長距離運転をものともしないグランツアラーの性格を強めてきたってことなんだ。試乗したのはオプションの3列シートでエアサス仕様。そもそも先代のX5がもっていたディーゼルエンジンのポテンシャルの高さに、扱いやすさや乗り心地といった走りのすべてが進化している。ある意味、模範的な進化とも言え、プレミアムセグメントの輸入SUVではいちばん売れているX5だけに、「なるほど」と頷かされること...

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