プラスティック削減に挑む、大手ドラッグストア

文:宮田華子

イギリスを代表するドラッグストアと言えば「ブーツ」。国内に約2500もある店舗で健康と美容に関わるサービスを幅広く展開し、ロンドンっ子にとっては「近所にある便利な店」。そのブーツが去る6月27日に、健康をテーマとした旗艦店を観光地であるコベントガーデンにオープンした。エコの取り組みに力を入れている。 特にプラスティック削減を重視。レジ袋の廃止はもちろん、容器を持参しスキンケア製品の中身だけ(リフィル)を購入できるコーナーを設けた。木や竹でできたデンタル製品も充実している。しかし衛生面やコストからプラスティックに頼らざるを得ない現実も否定できない。店の今後を見守り、プラスティック問題を考...

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