演奏家を華麗にアシストする、デジタル楽譜。

演奏会でiPadを「電子楽譜」として使う場面をよく目にするが、数年後には寺田倉庫が開発した世界初の電子楽譜専用端末「GVIDO(グイド)」に置き換えられるに違いない。「見ながら演奏する」ためだけに専心し、徹底的にこだわった仕様と機能が仕込まれているからだ。 iPadは周りの照明が映り込み、角度によっては譜面が見にくい。対してグイドは大変見やすい、というより自然だ。画面が紙のようにしっとりとした質感をもつ。iPadは液晶なので、バックライトが煌々と光り、黒の音符を強く画面の奥から押し出す。情報をくっきりと見せるにはよいが、長時間演奏のために見る楽譜としては刺激が強い。 グイドの目の快適性...

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