家具としてデザインした、温もりの佇まい。
日立の家電のベクトルが変化を見せていて面白い。なによりデザインに対しての変化が顕著なのだ。2 01 9年秋に取り上げたIHクッキングヒーターの時にも紹介したように、同社は「Less but Seductive(一見控えめなれど、人を魅了するモノのありよう)」をコンセプトに掲げ、一人ひとりに寄り添い、暮らしをデザインするとしている。そして次に向き合ったのは冷蔵庫だ。 「真空チルド」や「まるごとチルド」、冷蔵庫の温度帯を自在に変えられる「ぴったりセレクト」など機能面での進化に注力してきた同社が、インテリアの一部として冷蔵庫を捉え、アクタスと協創して家具のような一台を生み出したのだ。開発期間...
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