伝説のゼネラル・モーターズ社のプロトタイプから空飛ぶクルマまで大集合!

文:宮田華子

17世紀に開発された蒸気自動車、1886年に発明されたガソリン車、近年世界中で製造台数が増えている電気自動車。いまなお技術革新が進むクルマについて、生活や文化など多方面から検証する『自動車:現代社会を加速したもの』展が開催中だ。 カール・ベンツが製作した初期のガソリン自動車や、マセラティ社のキャビン・スクーターなどファン垂涎もののクラシックカーに加え、クルマがファッションや広告、環境に与えた影響まで幅広く取り上げる。未来を予想した空飛ぶクルマ「ポップアップ・ネクスト」の展示も大人気。過去から未来へ技術は進歩しているが、人々のクルマへの憧憬は変わらないことを痛感する展示だ。

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