ラバーストラップとSSブレスで迷う、極上の日常使い。

文:並木浩一 写真:宇田川 淳

パルミジャーニ・フルリエは、そもそも“とっておき”の腕時計だ。神の手をもつとも称される凄腕時計師・ミシェル・パルミジャーニ率いる、玄人好みのブランド。緻密で複雑な伝統的スタイルのドレスウォッチは、マニアも一目置く。だからこそ着けていく場所を選ぶブランドから、“本格的デイリーウォッチ”と言える「トンダ GT」が誕生したことは、昨年のビッグニュースだった。 話題の一本は、スモールセコンド3針の「トンダ GT」。予想を裏切る、ラバーストラップを装備するモデルをフィーチャーした。ローズゴールドケースに、三角錐を連ねた“クル・トリアンギュレール”ギョーシェのブルー文字盤。華麗な素材とカラーの組...

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