「男と女のどちらを好きになるか」は育つ環境で決まる?

人が異性愛者になるか同性愛者になるかは先天的に決まるのか、それとも社会環境によって刷り込まれるのか。ボストン大学の認知神経科学者2人による性的欲望の研究より 性的欲望を生み出す脳のソフトウエアはどんなしくみになっているのか? そんな疑問を抱いたボストン大学の認知神経科学者、オギ・オーガスとサイ・ガダムは、インターネットを情報源に使って「世界最大の実験」を行い、1冊の本を世に送り出した。『 性欲の科学――なぜ男は「素人」に興奮し、女は「男同士」に萌えるのか 』(坂東智子訳、CCCメディアハウス)だ。 4億の検索ワード、65万人の検索履歴、数十万の官能小説、数千のロマンス...

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