日本ならではの感性で食をひとつの芸術として表現する。緒方慎一郎による著書『喰譜』が美しい!
SIMPLICITY代表 緒方慎一郎氏による食の芸術(フードアート)を著した『喰譜』。その卓抜なアイディアと美意識で、日本の食・菓・器をその空間ごと更新しつづける緒方氏が、東京大学総合研究博物館とのコラボレーションを通して到達したひとつの小宇宙を手に取ることができる一冊が完成しました。 同著に寄稿している、東京大学総合研究博物館館長/インターメディアテク館長・西野嘉章氏はこう語ります。「緒方慎一郎が試みる創作料理は、食べ物に期待されるものへ応えているばかりか、料理と器の組み合わせの、その外貌のデザインの妙味において、視覚的な美感に訴えかけるものでもある。本書で紹介される料理や食材の数...
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