デラウェアからこんなワインができるなんて! いままさに飲み頃の凝縮感あふれる白。
デラウェアは本来、生食用のブドウだ。昭和30年代には種無しブドウとして人気絶頂だったが、最近は巨峰やピオーネなど大粒のブドウの人気に押されて、やや影が薄い。 しかし最近はワインの原料として、このブドウに可能性を感じるつくり手が増えている。山形県上山市にあるタケダワイナリーの岸平典子さんは、いち早くこの品種でのワインづくりに本腰を入れた人だ。 「フランスから帰国して日本でワインづくりを始めて2~3年経った頃から、デラウェアのワインに可能性を感じるようになりました。山形県はデラウェアの栽培で100年以上の歴史があり、特に上山市を含む内陸の南部では、栽培面積も広い。長い年月の間かなり広い面...
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