山葡萄のワインの進化系! 樽熟成を経ることでぐんとなめらかな味わいに。

日本では、もともとは野山で自生していた山葡萄からもワインがつくられています。本連載の 第30回 でご紹介した蒜山ワイナリーの「山葡萄ロゼ」もまたしかり。そんな日本独自の品種である山葡萄からつくられるワインにいま、変化が見られ始めています。山葡萄といってもさまざまな品種がありますが、特に注目したいのが、「コワニティ」という品種。というのもここ数年、スパークリングワインや微発泡酒、樽でゆっくり寝かせた熟成タイプと、コワニティでつくられるワインのバリエーションに広がりが出てきているのです。 今回紹介するレアリティも、コワニティでつくられたワインです。つくったのは、岩手県にあるワイナリー「く...

続きを読む