17年つくられ続ける、洞爺湖近くの地に根付いた白ワインの品種とは?
最近、北海道ではワイナリーが急増中です。毎年のように新しいワイナリーができて、その数も30軒以上になりました。 そんななか、もう17年間もワインをつくり続けているワイナリーが洞爺湖の近くにあります。その名は「月浦ワイン醸造所」。自社のブドウ園で栽培しているのは、ミュラー・トゥルガウというドイツの品種です。 「20年前に、この地で栽培しやすいということで、この品種が選ばれたそうです」と、ワインをつくっている岸本雅直さんが話してくれました。 実はこの栽培のしやすさはワインづくりにはとても大切なこと。具体的には、病気に罹りにくいこと、手間がかからないこと、安定して一定量の収穫ができるこ...
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