果実の厚みとすーっと続く心地よい酸に、 北海道ワインの勢いを感じます。
いまから10年ほど前は、北海道でワインがつくられていることを知る人は、あまりいなかったかもしれません。ところがどうでしょうか?いまや北海道は、長野県と並び、日本でワインづくりがもっとも発展している土地といえるでしょう。2008年以来、毎年ワイナリーが設立されており、その数も28軒。日本で3番目にワイナリーが多い県となり、その勢いはとどまることがありません。 そんな北海道では、これからどんなワインが期待できるのでしょうか?北海道の空知(そらち)地方三笠市でワインをつくる山﨑ワイナリーの山﨑亮一さんは、ソーヴィニヨン・ブランというブドウに大きな期待を寄せています。 「いまはまだ、空知地...
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