さすがローイング ブレザーズ、お洒落なマスクが大評判に。【コロナと闘う世界の都市から】

文:鈴木希実 

"New York State on Pause”――文字通りニューヨークが停止状態になって1カ月以上が過ぎた。この異常事態が日常となり、やっとペースをつかめてきたところで、2020年4月17日からは公共の場でのマスク着用が義務化に。家から出ると誰もがマスクをつけている光景は、これまでニューヨークではあり得なかった異様なもので、日常に戻るのはまだまだ先なのだろうという緊迫感を植え付ける。 そんななか、モダンプレッピースタイルで人気のNYブランド、ローイング ブレザーズがブレザーやスーツ、シャツなどの生地の余りや切れ端でマスクをつくった。大半を市のフードバンクで働く職員のため...

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