デイヴィッド・ホックニーが自画像でも着ていたラグビージャージ
デイヴィッド・ホックニー本人が意識しているかどうかは定かではないが、彼の愛用するアイテムにはストライプ柄のものが多い。彼自身が書いた『DAVID HOCKNEY by DAVID HOCKNEY』では、鮮やかなブルーの極太ボーダーのシャツに同じ色と柄のネクタイ姿で表紙を飾る。また『僕の視点─芸術そして人生』(美術出版社)の表紙では、赤のストライプシャツにボーダーのニットタイで登場。さらに、彼の横にはその着こなしの断片を描いた作品が壁に飾られている。 彼が愛用したストライプアイテムの中で、カジュアルさがいちばん漂うのがラグビージャージではないだろうか。1977年の作品『モデルと未完成の...
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