カート・コバーンの生き様を投影する、グランジ・ファッションに欠かせないアイテム
高価な服に対して抵抗を感じていたカート・コバーンにとって、ファッションはいわば“遊び”のひとつと言える。そんな意味で彼がよく着用していたのが、プリント入りのTシャツだ。 音楽雑誌『サウンドマガジン』のロゴが前身頃に大きく入ったロングTシャツや、コートニー・ラブとの間に生まれた娘フランシスを抱いた写真では胸に「grunge is dead(グランジは死んだ)」とプリントされた黒のTシャツを着ていた。 ダニエル・ジョンストンが描いた、どこか愛くるしいキャラクターがプリントされたTシャツも、彼がこよなく愛したアイテムとしてよく知られている。ちなみに1992年の「MTVアワード」でも、彼はその...
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