カート・コバーンの生き様を投影する、グランジ・ファッションに欠かせないアイテム
1993年、ニルヴァーナがアルバム『イン・ユーテロ』のリリースツアー中、ニューヨークのミッドタウンにあるオムニホテルで写真家ジェシー・フローマンがカート・コバーンを撮った写真がある。レオパード柄のコートに、白いオーバルサングラス。破れたジーンズは膝がリペアされている。そしてカートの足元を飾っていたのは、いまでも多くの人に愛されるコンバース ジャックパーセルのいわゆる「青ヒゲ」だ。 自由なファッションを楽しむカートが、ジーンズにいつも合わせていたのがスニーカーだ。それも必ずローテクのもの。ほかのブランドのスニーカーも履いているが、有名になってからずっと愛用したのは前述のジャックパーセルだ...
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