キューバを愛した“パパ“アーネスト・ヘミングウェイの着こなしの流儀とは。
狩猟と旅をこよなく愛したヘミングウェイはアフリカのケニヤとコンゴへと旅をしていますが、その時に着ていたサファリジャケットは当時ニューヨーク随一の高級アウトドアスポーツ店であった「アバークロンビー&フィッチ」で購入したものでした。一説には買い物嫌いだった彼が唯一通ったのがこの店だったそうです。『パパ・ヘミングウェイ』(A・E・ホッチナー著 今村楯夫訳)には「お決まりの白いテニス用のサンバイザー(アバークロンビー&フィッチをダース単位で注文)で目に当てる光を遮っていた」と書かれています。 「アバークロンビー&フィッチ」から依頼を受けてサファリジャケットなどをつくっていたブランドが「ウィリス...
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